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綴り

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生活の日記。暮らしの中での発見。

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青葉市子。横浜みなとみらいホール

青葉市子。横浜みなとみらいホール

青葉市子。横浜みなとみらいホール

2025年8月19日 15:27

8月18日、青葉市子のコンサート。場所は横浜みなとみらいホール。

僕はフェスやロックバンドのライブは普段から行かないし、基本的に行きたくない。音がガンガンなってるのがしんどい。あとスピーカーから出る爆音が苦手。クラシックのコンサートはよく行く。楽器から出る音は好きだし、コンサートホールという場所自体が好き。

青葉市子さん。この人のコンサートだけは行きたいと思える。歌はもちろん、どちらかというと音なので聴きやすいし心地よい。

グッズというのを初めて買った。3つも買ってしまった。リリックブックとプロット集、そしてTシャツ。

今回のコンサートは青葉市子といえば、の弾き語りではなく、弦楽器・フルート・パーカッション・ピアノ・チェレスタ・ハープのオーケストラ形式。僕はこっちの方が他の音楽でも馴染みがあるから好きだ。

青葉市子の歌声は当たり前のように音源より上手くて、彼女自身が楽器のようだった。弦も管もよかった。中でもパーカッションの人が特に上手かった。打楽器出身の僕としては楽しくてたまらなかった。シンバルを曲によって使い分けていたり、ウィンドチャイムの一音を正確に綺麗に響かせていたり。オケの場合、打楽器は暇な時が多いけど、彼女は弾けていた。打楽器担当なのにサブボーカルもしていてなんでもできるやんと思った。
大好きなチェレスタもあった。ハリーポッターの曲でおなじみ。見た目はオルガン、音は鉄琴の変わった楽器。

コンサートの中で一番感動したのは背景にプロジェクターで映し出される映像。制作は石井 織絵さん。万華鏡のようなビジュアルになるサイマティクスという表現。海、クラゲ、珊瑚、波、光、宇宙を感じる有機的な揺らぎと、青葉市子の澄んだ声が完璧に重なり合っていた。

写真は公式Instagramより

今回のコンサートは「Luminescent Creatures」というアルバムのためのコンサートだったが、アンコールの3曲はそのアルバムに含まれていない曲も歌ってくれた。僕みたいに一人で来ている人も多い。

1回じゃ物足りないくらい良かった。10月も仙台でコンサートがあるから楽しみ。

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